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アユの種苗について 2025/06/05
新聞やテレビ等の報道でご存知の方も多いかと存じますが、今シーズンは鮎の種苗が大変少ない年となりました。

5月中旬までの育成鮎は確保できましたが、最終放流を前に遡上鮎のあまりの少なさに取引業者様より『解禁までに出荷ができる確証が持てない』という連絡を受けました。
現在は琵琶湖産人工種苗の入手もできませんので、遡上を待って解禁を遅らせることや解禁後に放流というのは何としても避けたく、苦渋の決断ではございますが、一部海産系人工種苗を導入いたしました。

放流計画量2,540kgのうち、6月3日及び6月4日放流分の650kg(総量の約4分の1)が海産系人工種苗となります(宇津・周山・山国に放流。種苗平均サイズ15g前後)。
なお、琵琶湖産アユにつきましては、平均サイズが11gから15gと昨年の平均よりやや小ぶりな種苗となっております。

湖産特有の追いの良さを楽しまれる釣り人の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、近々の状況を鑑み、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

ただ、今年も暑くなるとの長期予報が出ております。渇水・高水温が長引けば来年も似たような状況となる可能性は非常に高そうです。
可能な限り琵琶湖産鮎の確保に努めますが、数年間は綱渡りのシーズンとなるのではないかと役員一同危惧しております。
あらゆる可能性を検討し、来年度も不安なく友釣りシーズンを楽しんでいただけるよう計画を早めに進めて参る次第ですのでご理解・ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

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